インターネット各回線の下り速度は、ISDNが64/128kbps、ADSLが1M~50.5Mbps、光回線が100Mbpsと
言われていますが、これらにはいずれも「理論最大値」という表記がついているはずです。
というのも、プロバイダーや居住環境、回線経路の太さやノイズ、宅内電話配線など、
さまざまな要因により通信速度が変化する“ベストエフォート型”(回線速度や回線品質を保証しない代わりに 安く接続サービスを提供できるようにした形態)のサービスによって提供されているものがほとんどのため、
実際はこれよりも低くなると一般的に言われています。
それでは、少しでも速度を上げるためにできることはないでしょうか。
ここではWindows 98/Me/2000/XPユーザー向けの速度向上の設定方法をご紹介します。


光ファイバーをお使いの方は、RWinと呼ばれる数値を増やすことで大幅な速度向上が期待できます。RWinとは、サーバに要求するデータ量です。回線速度(契約速度)が100Mbpsであっても、RWinが
Windowsのデフォルト値のままだと受信速度に限界があるのです。
RWinが大きいほど、一度にたくさんのデータを受け取ることができるので、転送効率が良くなって速度が
速くなります。しかし、大きいほど帯域の上限が高くはなる一方で、RWinが大きすぎるとパケットロスが
発生したときに再送に時間がかかり、逆に転送速度が低下したり転送速度にムラができたりします。
よって、適正のRWin値を見つけることがポイントです。最初はデフォルトの2倍となる131070で試し、確実に速度が向上しているようであれば、4倍の262140も試してみてください。

それでも速度が向上しない場合は、LANケーブル、LANポートを確認してください。
現在販売されているLANケーブルは、一般的な光ファイバー接続の最大速度である100Mbpsに対応して
いますが、過去に購入したLANケーブルは対応してない場合があります。
また、LANポートも100Mbpsに対応していなければ意味がありません。古いパソコンの場合は最大10Mbpsまでしか対応していない可能性がありますので、ご注意ください。
さらに、無線LANを利用している場合、速度は4Mbps~25Mbpsが限界です。無線LANの伝送速度は 宅内の環境に大きく左右されますので、一度パソコンを有線LANで接続して、接続スピードを計測して みましょう。
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